この記事はアフィリエイト・アドセンス広告を利用して作成しています。
吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)先生による
大人気漫画『鬼滅の刃』(集英社)。
『鬼滅の刃』に登場する主要キャラの多くは、
身長・体重が設定されている。
キャラクターの身長・体重について
時代背景をもとに考察してみた。
舞台は大正時代
『鬼滅の刃』の舞台は1912(3)年から1915(6)年
にかけての大正時代。
コミックス第1巻7話「亡霊」に登場する
鬼の発言より、
最終選別の47年前は江戸時代・慶應の頃。
江戸時代・慶應は
西暦1865年から1868年までと
いわれているため、
最終選別が行われたのは
1912年から1915年(大正元年〜4年)と仮定。
さらに
・鱗滝さんとの修行が2年
・物語第1話時点が既に大正時代であった
とすると、最終選別が行われたのは
1914年から1915年(大正3年〜4年)
まで絞ることができる。
鬼殺隊に入ってから
無惨を倒すまで約1年なので、
物語の舞台は
1912(3)年〜1915(6)年にかけてとなる。
大正時代の平均身長
北大の論文(https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/11238/1/59_p69-79.pdf)によると、
大正時代頃の身長は以下のようになっている。
年次 | 1910 | 1920 | |
14歳 | 男 | 146.6 | 148.3 |
女 | 143.8 | 145.5 | |
16歳 | 男 | 157.2 | 158.3 |
女 | 148.0 | 149.1 | |
18歳 | 男 | 161.2 | 162.2 |
女 | 150.0 | 151.1 | |
20歳 | 男 | 162.1 | 163.0 |
女 | 150.5 | 151.6 |
総務庁統計局、文部省より作成したデータより
『鬼滅の刃』の舞台は
1914(5)年〜1917(8)年にかけてなので、
上記1910年と1920年のデータを用いる。
炭治郎・善逸・伊之助の身長について
炭治郎は15歳で165cm、善逸は16歳で164.5cm、
伊之助は15歳で164cm。
大正時代の16歳男性の平均身長は157〜158cm。
柱と一緒にいると小柄に見える3人だが、
平均身長よりはそこそこ大きい。
大正時代は20歳(大人)でも平均身長162〜3cm。
炭治郎たちは現代に例えれば、
中3か高1で175cmくらいあるイメージか。
そこそこ体格に恵まれているが、”あり得ない”
というほどではないだろう。
冨岡さんの身長について
冨岡さんは21歳で身長176cm。
令和の若者基準だと、平均より少し大きいかな〜
といった程度。
しかし大正時代の20歳男性の
平均身長は162〜3cm。
平均よりも13cmほど大きいという結果に。
現代に例えれば、185cmくらいか?
珍しいが、いるっちゃいる身長。
宇髄さんと悲鳴嶼さん
宇髄さんの身長は198cm、悲鳴嶼さんは220cm...
ここまで来ると、
現代でも知り合いにはいないレベル。
大正時代であれば、
信じられないほどの巨漢だったであろう。