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【鬼滅の刃】キャラクターの身長について考察してみた

2022年9月22日

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吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)先生による
大人気漫画『鬼滅の刃』(集英社)。

 

『鬼滅の刃』に登場する主要キャラの多くは、
身長・体重が設定されている。

 

キャラクターの身長・体重について
時代背景をもとに考察してみた。

 

舞台は大正時代

『鬼滅の刃』の舞台は1912(3)年から1915(6)年
にかけての大正時代。

 

コミックス第1巻7話「亡霊」に登場する
鬼の発言より、
最終選別の47年前は江戸時代・慶應の頃。

 

江戸時代・慶應は
西暦1865年から1868年までと
いわれているため、

最終選別が行われたのは
1912年から1915年(大正元年〜4年)と仮定。

 

さらに

・鱗滝さんとの修行が2年

・物語第1話時点が既に大正時代であった

とすると、最終選別が行われたのは
1914年から1915年(大正3年〜4年)
まで絞ることができる。

 

鬼殺隊に入ってから
無惨を倒すまで約1年なので、

物語の舞台は
1912(3)年〜1915(6)年にかけてとなる。

 

大正時代の平均身長

北大の論文(https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/11238/1/59_p69-79.pdf)によると、
大正時代頃の身長は以下のようになっている。

年次19101920
14歳146.6148.3
143.8145.5
16歳157.2158.3
148.0149.1
18歳161.2162.2
150.0151.1
20歳162.1163.0
150.5151.6

総務庁統計局、文部省より作成したデータより

 

『鬼滅の刃』の舞台は
1914(5)年〜1917(8)年にかけてなので、

上記1910年と1920年のデータを用いる。

 

炭治郎・善逸・伊之助の身長について

炭治郎は15歳で165cm、善逸は16歳で164.5cm、
伊之助は15歳で164cm。

 

大正時代の16歳男性の平均身長は157〜158cm。

 

柱と一緒にいると小柄に見える3人だが、
平均身長よりはそこそこ大きい。

 

大正時代は20歳(大人)でも平均身長162〜3cm。

炭治郎たちは現代に例えれば、
中3か高1で175cmくらいあるイメージか。

 

そこそこ体格に恵まれているが、”あり得ない”
というほどではないだろう。

 

冨岡さんの身長について

冨岡さんは21歳で身長176cm。

 

令和の若者基準だと、平均より少し大きいかな〜
といった程度。

 

しかし大正時代の20歳男性の
平均身長は162〜3cm。

 

平均よりも13cmほど大きいという結果に。

 

現代に例えれば、185cmくらいか?

 

珍しいが、いるっちゃいる身長。

 

宇髄さんと悲鳴嶼さん

宇髄さんの身長は198cm、悲鳴嶼さんは220cm...

 

ここまで来ると、
現代でも知り合いにはいないレベル。

 

大正時代であれば、
信じられないほどの巨漢だったであろう。

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